Amazon税の行方が気になる
Thu.05.15.2008 Posted in 外国人な日々
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本日の気になるニュース:

Amazon、ニューヨーク州の「Amazon 税」を違法として提訴

多くのオンライン小売業者に対し、ニューヨーク州に発送する購入品について売上税を徴収するよう義務付けた新しいニューヨーク州法、いわゆる「Amazon 税」法に対し、Eコマース大手 Amazon.com が法的手段による対抗措置に出た。議論の的になっている同法は、業者がニューヨーク州内で事業を行なっておらず、また、州内に勤務する従業員がいない場合でも適用される。


予想どおりに出ましたね、アマゾン。
私も人事ではないので、注目していますこの裁判。
とは言っても、例えばこのニューヨークの例では
州内で年間1万ドルの売り上げをあげた場合から税徴収の義務がでてくるので、
私の関わっているビジネスではまあ心配はないですが。

ただね、この結果次第では、
各州でも同じような州法をだしてくることが予想され
そうすると、7400もの税率を管理しなければならなくなるわけで・・・

7400ですよ、7400!誰がそんな管理をするのでしょうか。
まあ、法で決まってしまえばするしかないのですがね。

仲良しこよし


現在では、オンライン小売業者は、
オフィスや従業員がいないなど物理的な所在のない州への販売では
税金を徴収しなくてもよいことになっています。
このニューヨーク州法では、アフィリエイトプログラムの参加者を通じた売り上げも
含むことになるわけで、記事でも説明がありますが、
私もこの用語の定義と使い方に問題があるのではと思うわけです。
アフィリエイトの参加者はたくさんいれど、従業員ではないですから、ね。

実店舗をもつ小売業者からは、このAmazon税を歓迎する声が多いようですが、
私は言いたい、実店舗のほうが断然有利ですってば。
やはり目にして、手にとって、感じられることは、なによりも販売の強みです。
現に、オンラインビジネスに関わっている私ですが、
問われたときには、まずは実店舗に行かれることをお薦めしますもの。

犬グッズ業界に限っての話ですが、
ほとんどのデザイナーグッズは、
小売価格かそれ以上で販売することが契約で決まっています。
そのラインがあやふやなのは格安ブランドぐらいなものです。
そして、オークションサイトなどでの販売を禁止している。

独自ドメインのオンラインショップなんて、
大海の無人島にひっそりといるようなものでトラフィックはたかがしれています。
対してオークションサイトでの店は、砂漠のオアシスにあるようなものだから、
とりあえずは探して求めてくる流れがある。
売り上げでいけば、オークションサイトのほうが
ずっと貢献しそうなのに禁止なのは、ブランドのイメージ維持のため。

ちょっと有名になったりすると
大手のデパート・ディスカウントストアと取引を開始するメーカー・デザイナーが多いから、
犬グッズ業界に限っては、実店舗のブティック・ショップの競争相手は、
オンライン業者ではなく、
同じく実店舗のデパート、ディスカウントショップであるはずなのだ。

現に、俗にパパママショップと呼ばれる小さなお店では、
ディスカウントストアで売られるようになった相手とは取引をやめるところも多いらしい。
実店舗をかまえていれば、オンラインでは心配がいらないことにも悩むし
そういう痛みは、話を聞いているだけでもわかるけれども。

オンライン小売業者で儲けが出ているのは
ほんの一部なのだから、
一部の成功のためにその他大勢が首を絞められるかもしれないというのは、
ちょっと納得がいかないのだな。

ま、そんなことを悩むようになるぐらいに大きくなりたいとも
思わないことはないけれども。
贅沢な悩み、哉。

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